難しい問題ですね。

ふと目にした記事だったのですが、滋賀県で14歳の中学生が自殺してしまったそうです。周囲の評判は真面目でおとなしい子。よく聞くコメントですよね。その子は学校では真面目でおとなしい子だったんですが深刻な問題を抱えていたみたいです。

 

「ネット依存」

 

自分自身でネットに依存してる事は自覚していたみたいですね。それでも抜け出せなかったみたいです。依存する彼女の事を心配してパソコンやスマホは取り上げたみたいですが今は色んな端末がネットに接続できるのでネットの世界から完全に断絶する事はできなかったみたいですね。彼女は自殺する時も予告をして飛び降り映像を動画配信サイトで生中継していた。

 

ツイッターで呟いたこの言葉「家族がいるのに一人ってこれ何」ネットの世界の自分と現実の世界の自分との温度差が孤独感を強めていく事になってしまったのでしょうか。なぜ彼女は自殺をしてしまったのか。ネット依存だけが原因だったのか。今となっては全てを解明する事は出来なくなってしまったのですが…。

 

日本はネット依存症へ問題意識が低かったので依存症に対しての取り組みが先進国のアメリカや韓国に比べてかなり遅くなっているそうです。未だに政府の足並みはそろわない状態みたいですね。ここまで深刻化しているにも関わらず具体的な対策を取る省庁が決まっていないのが日本の現状みたいです。

 

ネット依存には二つのタイプがあるみたいですね。

「動画を見続けたり、ネット検索がやめられない、コンテンツそのものに依存するタイプ。」
「無料通話アプリなどを通した、人とのコミュニケーションに依存するタイプ。」

 

結局は現実世界のつながりよりもネット世界でのつながりの方が簡単にそして強くつながりがあると錯覚してしまうみたいですね。

依存症に共通してる事は早期発見が大事な事みたいです。周囲の人がしっかり異変に気が付く事が本来は当たり前の関係なのですが最近は友人、家族共々関係が希薄になってしまってる事が中高生のネット依存を加速させているのだと思います。